H・Sさん/口を開けようとすると激痛が…
OLのH・Sさんは、食事や会話の際に口を大きく開けると右の顎にコクッとする音と激痛がし、また顎の症状は疲れがたまると更に痛みが酷く成り、頭痛や首・肩にも痛みが起こり食事と会話が困難な状態との事でした。
本人談【概略】
顎関節症の事は知っていましたが、こんなに酷く成るとは思いませんでした、近くの歯科医院な行き、顎関節用マウスピースを利用しましたが、辛く外してしまい上手く行きませんでした。
友達の紹介で歯科医の女医さんも顎関節症で訪れる事があるとゆう、柴岡オステオパシーオフィスを知り、オステオパシーの施術を受けました。
受けた感想は心地よく最後は寝てしまいそうでした。次の予約は始めなので一週間後にしました。
施術後すぐに前より顎が楽に成り驚きでした。
数日はとても眠たく三日後は更に楽に成っていました(寝るときのマウスピースは全く使っていません)。
4回ほど施術を受けてからは口を開いても痛みが無く、よっぽど不摂生や疲れがたまらないと痛みは出ていません、また鏡を見た再に顔の浮腫みや歪みが気になっていたのですが、不思議な事に顔の歪みや浮腫みも解消し、生理不順なども気がつくと解消して行きました。
現在は身体の定期的な体のメンテナンスのために、月に2〜3のペースで通っている感じです。
私の意見【比較的多いタイプです】
H・Sさんの症例は比較的に多く施術の方針はとても簡単でした、ОLとゆう仕事柄長時間のデスクワークと(足を組んで)、職場での精神的ストレスや、顎に頬杖をする癖がこの問題の誘因と成り、肩や首の筋骨格系の緊張と歪を伴う制限を持続していました。
また頭蓋基底部も頚胸部の筋膜や関節の過緊張から頭部全体を歪ませ、顎の関節の接合部の位置が変わってしまい、顎の動きに伴う顎の関節円板の力学的不均衡が軟骨を傷つけ、痛みを生じていた。
この方の施術は大まかには次のような物でした、オステオパシー診断法で原因のタイプをつきとめ、筋骨格系の特定の制限のリリース(開放)を靭帯性関節スト レインと筋膜リリースを複合し、頭蓋仙骨系の頭蓋の側頭骨制限をマザープスとイヤプールで開放し、SBS(蝶形後頭低結合)の捻転に対する調整手技と、骨盤隔膜リリースを行う、頚部の神経節マニピュレーションも行い、頭頚部や頚胸部の機能制限を手技で開放し、頭蓋全体のタイド「潮」のリズムを深く調和させ、その後自然治癒過程を観察した。
生活面のアドバイスは、ディスクワークの姿勢やパソコンの画面の位置の注意や、睡眠と運動の最低限のアドバイスと、水の特殊な摂取法など、問題の素因や誘引を体質を考え未然に防ぐ指導を行う。
当院のオステオパシーでの顎関節の不快な症状の改善は、平均で2〜3回の施術回数です。
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柴岡オステオパシーオフィス